「バッテリー 3 (角川文庫)」あさのあつこ
大雑把な感想だと、心が震える物語でした。
主人公の巧、キャッチャーの豪、その他の人物のいらだちに共感し、そしてどうしようもなさに涙が出そうになりました。
最近、キャラクター重視の本を読む事が多かったので、物語全体に引き込まれるのは久々です。
プライドの高さ故に生きにくい道を選ぶしかない巧。
3巻ではキャッチャーとしてのプライドを傷つけられてしまった豪。
野球が、チームが好きでたまらないキャプテン海音寺。
特に気になるのは上記3名です。
「おれのキャッチャー」と呼んでいる相手の力を信用しきれなかった、巧はどうなるのか。
次巻が気になりますが、文庫で購入しておりますので完結までは、遠い様です。
ちょっとでも気になるなら、一気に3巻まで読んで下さい。
何度も読み返したくなるはずです。