思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「蛍火の杜へ (花とゆめCOMICS)」緑川ゆき

某お方から、強力プッシュされた表題作「蛍火の杜へ」。
人に触れられたら消えてしまう妖怪と、人間との恋。
切ないですねぇ。
最後に一度だけ触れているシーンは、一瞬だけど永遠なのでしょう…。
ラスト穏やかな微笑みがいいですね。
何度読んでも、一コマずつじっくり見てしまいます。
そして、余計な事を気づいてしまいました。
夏と冬では違う服を着ていたギン。
そして、服が残ったって事は…、あの杜のどこかにギンの着替えが…。
残された服の中にパ、パンツも!?


気を取り直して、
緑川ゆき氏の描かれるキャラ達は、自分の気持ちに素直で気持ちがいいです。
恋ならそれをあきらめずに、そっと想い続ける。
それが許される恋でなくても。
前向きな感じに癒されます。

そして、へたれ好きの私は「くるくる落ち葉」の楓がお気に入りです(笑)

借り物

蛍火の杜へ
蛍火の杜へ
posted with amazlet on 05.11.17
緑川 ゆき
白泉社 (2003/07/05)
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