思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「憑神 (新潮文庫)」浅田次郎

久々に、時代ものに挑戦です。
貧乏御家人がつい拝んでしまった祠がなんと、貧乏神と…!
想像していたよりも、主人公・彦四郎があっさりと厄を恨みの相手に振るのでびっくりです(笑)
さすが武士。
面子が一番です。
しかし最後の厄は、自ら引き受けて駆けてゆく姿はカッコ良かったです。
そして、ちょっと悲しかったです。
でも『抱腹絶倒にして感涙必至』は言い過ぎかな〜。

憑神
憑神
posted with amazlet on 07.06.27
浅田 次郎
新潮社 (2007/04)
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