「一瞬の風になれ 第三部 -ドン-」佐藤多佳子
主人公・新二のコンプレックス、試合ごとの調子、チームプレーにドキドキしながら読みました。
そして「リレーのバトンは繋がっている」には、うるうると来ました。
部活とか、陸上に縁遠い学生生活だったので、そこまでのめり込めなかったのですが、ラストはなぜか涙が…。
物語を盛り上げるのであれば、天才の兄は試合を見に来るべきだし、親友との勝負は書かれるべきだし、好きな女の子とはもうちょっと関わりがあってもいいのでは…と思う所は多々ありますが、あっさりとした終わりが爽やかさを出してます。
これは、サイドストーリーでもう1冊出せますね。
面白かった方は、鳥肌が立つ「バッテリー (角川文庫)」もどうぞ♪
借り物
一瞬の風になれ 第三部 -ドン-posted with amazlet on 08.02.04