思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「空の中 (角川文庫)」有川浩

書き下ろし付きで、待望の文庫化です♪
ダブル主人公でやはり感情移入したのは、大人組の春名さんです。
いいキャラですわ。大好きです。
が、登場人物がさらっと描かれてて、有る意味少女漫画的印象を受けます。
できれば、交渉に疲れて自宅へ帰る時に、ため息をつきながら重い足取りで電車に乗るシーンとか、つい寝過ごしてしまい慌てて家を出るシーンとか、生活感があればもっと大好きになってたかも。

知的生命体『白鯨』で思い出したのが、「黄泉がえり」の『彼』。
何となくイメージが似てないですか?
あ、関連の短編「黄泉びと知らず」が出ているの発見。


文庫版書き下ろしで泣けました。
単行本を読んだ方も是非!

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