思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

映画「マン・オブ・スティール」

タイトルが「スーパーマン」でないのは何故かと思ったら、彼がまだスーパーマンでは無いからなんですね。
人と違う事を知り、隠す事に一生懸命だった少年時代。
自分とは何かを探し転々とした青年時代。
33歳にしてようやく出自を知り、スーパーマンに!てな所で敵が…。という展開です。


赤子との別れを惜しむ母に涙し、人助けをしたのに力を隠すように言われる少年に涙し、敵と一緒くたにされて攻撃されてるスーパーマンがようやく味方だと認識されて涙し…。
泣き過ぎ!
でも「逃げちゃダメだ」ばりに立ち向かう青年は、ひたむきでした。
胸毛もじゃでも(笑)
両親の愛はあれども、変わってるからといじめられながら育ったらそりゃ信じれないよね。
放浪中でも無関心な人に、酷い人も多いし。
でも、助けた少年はそっと手を差し伸べてきたし、漁船でも「新人は!」とか言いながら助けてくれる同僚が居たし。
33歳で転機が起きるのは、キリストが30歳(台?)で洗礼を受けたのと関係ないのかな?


自分が設計した船だから!と、どこでもダウンロードできる父も良かった。
キーが刺さらなくて敵も襲ってきてパニックになっている中、そっと角度直して押し込んだ科学者も良かった(笑)
ぶっちゃけ戦いの時バンバンビルとか壊してたので、どんだけ死亡者でてるんだ?とか、自分の死と引き換えに息子に正体を隠す事を敷いた父はずるいなとか(アメリカらしく父は正しかったと納得してる彼も凄い)、昔とのギャップ感じる人いるだろうなとかありましたが、アクション凄かったのでいいか。
敵の将軍もそうすべき設計されて生まれてきたので、仕方なかったのかなぁ。
初めて思いっきり力を使って笑ってる彼が素敵だったので、次はもう少し笑えてる彼である事を祈ります。