思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

舞台「虚構の劇団第11回『ホーボーズ・ソング HOBO’S SONG ~スナフキンの手紙NEO~」

初の虚構の劇団!初の地元!
上演前に鴻上尚史さんが客席回ってパンフとDVD手売りしてました(笑)
すでに受付で購入していたので、残念ながら手売りから買えませんでした。


冒頭から集団のダンスシーンが何箇所か出てくるので、つかさんの舞台を思い出し…。
早口の台詞では「広島に原爆を落とす日」を思い出し…。
中にまだ残ってるんですね。滅多に開けない引き出しが開いた気分です。


賛成派と反対派に分かれて内戦を続ける日本。
反対の立場の指導者が、文字通り『異口同音』に台詞をハモる演出は面白くて凄かったです。
正義とは?悪とは?
鴻上節が効いていたのですが、いつもこんな感じなのかな?
天皇制に、マスコミに、一律の教育、時代に流されるままたどり着いた今の立ち位置…。
相手が自爆して欲しそうだから、空気を読んでの自爆宣言。
キノコを食べてのトリップシーンが、完全に中学生円山(笑)
チープなエロが素敵でした。
どんな時代も楽しい事や好きな事あるよね。


映像を上手く取り入れてて(最近ははっきり綺麗に投影できるのですね!)新鮮でした。
あと会場が狭いので、お腹に音が響いていい感じでした。(太鼓台ぽくw)
ライブではあるけど、舞台ではあんまり感じた事がないので面白かったです。
終演後役者さんの見送りがあったので、握手して貰いました( ´▽`)


いつも舞台=旅なので、少し変な気分で帰宅したのでした(笑)