「六道辻の冥府返り 第1巻―明治時代の怪奇幻想譚 (ボニータコミックス)」〜「六道辻の冥府返り 第7巻―明治時代の怪奇幻想譚 (ボニータコミックス)」八瀬惣子
気になる本として、数年間表紙から想像していた内容とかなり違ってて、驚きました。
明治時代の京都で起きる、怪奇現象を主人公が冥官として解決する
といった内容ですが、主人公が積極的に事件に関わるのではなく、「百鬼夜行抄」の律のように巻き込まれるのでした。
舞台の京都がいい感じです。
読んでいると、行きたくなりました。
そして小野篁!
(詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%AF%81)
久々にこの名前を思い出しました。
井戸から地獄に通ってた方で、これまた気になっていた人物です。
物語のラストは、ちょっとひと味足りない気がしますが、初コミックスという事から考えるとまずまずかな。
小野篁を検索して見つけた「冥界伝説・たかむらの井戸 (あかね・新読み物シリーズ)(たつみや章=秋月こお)」。
このネタに児童書書かれてたのですね!
知りませんでした。
借り物
六道辻の冥府返り 7―明治時代の怪奇幻想譚 (7)posted with amazlet on 06.07.27
冥界伝説・たかむらの井戸posted with amazlet on 06.07.27