思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「六道辻の冥府返り 第1巻―明治時代の怪奇幻想譚 (ボニータコミックス)」〜「六道辻の冥府返り 第7巻―明治時代の怪奇幻想譚 (ボニータコミックス)」八瀬惣子

気になる本として、数年間表紙から想像していた内容とかなり違ってて、驚きました。
明治時代の京都で起きる、怪奇現象を主人公が冥官として解決する
といった内容ですが、主人公が積極的に事件に関わるのではなく、「百鬼夜行抄」の律のように巻き込まれるのでした。
舞台の京都がいい感じです。
読んでいると、行きたくなりました。
そして小野篁
(詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%AF%81
久々にこの名前を思い出しました。
井戸から地獄に通ってた方で、これまた気になっていた人物です。
物語のラストは、ちょっとひと味足りない気がしますが、初コミックスという事から考えるとまずまずかな。

小野篁を検索して見つけた「冥界伝説・たかむらの井戸 (あかね・新読み物シリーズ)たつみや章秋月こお)」。
このネタに児童書書かれてたのですね!
知りませんでした。

借り物

六道辻の冥府返り 7―明治時代の怪奇幻想譚 (7)
八瀬 惣子
秋田書店 (2004/06/17)
売り上げランキング: 320,410

冥界伝説・たかむらの井戸
たつみや 章 広瀬 弦
あかね書房 (2003/03)
売り上げランキング: 133,439