「北神伝綺 (上) (角川コミックス・エース)」「北神伝綺 (下) (角川コミックス・エース 125-2)」大塚英志/森美夏
とんでも歴史(偽史)物が好きな私としては、なかなか楽しめました。
柳田國男と北神を中心に展開してます。
グロイ描写もあります。
山の民(山人/土蜘蛛?)とは?
民俗学とは?
昭和初期に混沌とした黒いイメージを持っている方は、楽しめると思います。
この本を読みながら『異界もの』という事で「“影人”狩り (光文社文庫)」「癒しびとの伝説〈1〉 (ソノラマ文庫NEXT)」などの菊地作品を思い出しました。
テレビで放送中の「天保異聞 妖奇士」(打ち切り?)もそうですね。
最近『異界』ついてます。
ところで、北神のモデルになった人物は『東京の本郷界隈で古本屋を開業しつつ、拝み屋めいたことをやっていた』そうですが、中野なら京極堂ですね(笑)
でも全然違うキャラクターなんです。
古本
北神伝綺 (下) 角川コミックス・エース 125-2posted with amazlet on 07.03.25