思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「TALK LIKE SINGING」

http://www.tbs.co.jp/act/event/tls/

始まってから、久々のミュージカル(「姫ちゃんのリボン」以来?)だと思い出し、ノリに少々戸惑う。
歌う(ミュージカル風)でしか話せない青年の治療を学会発表している、劇中劇の様な様式。
川平慈英さん演じるDr.ダイソンがウザイくらいにキャラが立っているので、「もしかしてDr.の妄想オチだったらどうしよう」と思ったくらい(笑)
頭の中の楽団を殺していく(!)シーンでは、目の前にランボーが!
ビジュアルだけで笑ってしまう。ずるい(^^;
青年(ターロウ)は元々歌を好きなのか、治療したいのかがよく分からず、治療前に一葛藤が欲しかった。
そのせいで最後の「治療したけどやっぱり歌が好き」的展開に、少々唐突な感じを受けてしまった。
楽団も復活するかと思ったら、「楽団が居なくても歌えるよ」だったのは残念でした。
結局は『普通の人』になってしまったという事なので、過去を否定はしてないけど肯定もしていない印象です。


英語と日本語で同じシーンを重ねるという演出方法は、重ねる面白さよりも先を知りたいのに待たされる退屈の方が勝ってしまった。
せっかち過ぎかも(笑)
客席からの手拍子は、どこまでやっていいのか分からないので、1回しか観ない事もあり『観る』ことに集中させてもらった。
手拍子のズレを気にしないでいいように。

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いろいろ書きましたが、明るい終わり方で終演後楽しく元気になれる舞台でした♪
ターロウは当て書きかも知れませんが、慎吾くんのいい一面を引き出していましたし、芸達者な新納慎也さんには驚きました。
一番印象に残ったオカマ店長は、今後彼を観る度に思い出すと思います。
申し訳ない(><)
観ている時に特に感じなかった歌ですが、ふいに頭の中で再生されれ少々困っています(笑)
でもミュージカル観た後って、こうだったなぁと懐かしくなりました。