思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「K2」

http://www.siscompany.com/03produce/30k2/index.htm
二人芝居、しかもセットは雪山のみ。
翻訳物なので最初はアメリカ人ぽい掛け合い(笑)
「くそ!」の連発は、ちょっと笑える。
でもシーンは深刻なので、笑えない。
堤さん演じるハロルドは物理学者、剛くん演じるテイラーは地方検事補。
理系VS文系?
ハロルドは堤さんがよく演じる役に近いので、安心できる。
親友であるよりも、兄や父の様な包容力。
テイラーは剛くんにあまり無いキャラで、感情の振れ幅が大きすぎて、どこまでが通常の状態のなのか、狂気にかられているのかが解りにくい。
それだけに、彼が少し動くだけで緊張感が。
登るのをどう表現するのかと思ったら、そうきたか!の演出。
ザイルを結ぶのは失敗できないので、大変そうだけど想像してたより結構上手かった(笑)
装備がちょっと古い(無線とかGPSとか無いし)のは、1982年に発表された作品だからかな。
個人的には二人ともクライマーよりも、アメリカのインテリぽかった気がする。
クライマーがどんな物か言葉で表せませんが(笑)
セリフに違和感を感じてた前半はキャラを把握するのにいっぱいで、ハロルドが一人になったくらいから、ようやく共感しながら観る事ができた。
最後は堤さんは泣いてた気がする。(次回は双眼鏡で確認!)
もう少し長かったら、大泣きしてたかも。
カーテンコールで初めて堤さんが立ったのが、何だか新鮮でしたε-(´▽`)


で、その他雑多な感想…
上演2日目なので、これから役とどんどん馴染んでいくと思うと、次回が楽しみです。
しかし、剛くん鼻水出過ぎ〜(笑)
テイラーはハロルドの事親友と言ってるのに、ハロルドは家族の事ばっかりと同行した方から聞いて、ああそうだなと思いました。
片想いだね!
雪崩シーンでドバドバ雪が降ってくるので、3列目くらいまでの客は頭から雪かぶってました。
嬉しいような、迷惑なような(^^;
角度によって、見え方が全然違うと思うので、いろいろな席から観たい作品です。

↓ネット彷徨ってて、見つけました。
「クライマー川柳」ベスト3投票結果!
http://blog.goo.ne.jp/timeslipper/e/527c52b8b06271c8a54c77af0ed2588b

登山という事で思い出した『サバイバル登山家』
きっかけはK2なのか!
http://www.flintstone.co.jp/20061015.html
10月30日に情熱大陸で放送があったみたいです。
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52392302.html

映画化される「岳」では、どんな感じになっているのか心配〜。
三歩が小栗旬さんだし。カッコよすぎ。