思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

映画「風立ちぬ」

実在の人物を描いているのに、大変夢のある映画でした。
少年時代に夢を肯定された時に、うるっとしました。早。
日本はオタクに支えられてきたんだなぁ。
貧乏だけど、ひたすら一生懸命働く時代。
美しい飛行機を作るために生きた男の話でした。
奥さんよりも、仕事を優先。それも大事。
自ら一人で療養に行く奥さんの決心も大事。
(奥さんの菜穂子は架空の人物なので、命縮まった人は実在しないので良かった。結核なのにタバコ吸うシーンとかドキドキしてしまった)
零戦にそれほど思い入れは無いのですが、エネルギーをためて飛び立つシーンには生命を感じました。
最後の零戦の群れが切ない。
製造業いいなぁ。
でも牛に出来上がった飛行機引かせて移動するなんてね(笑)


前情報ほとんど無しで見たので、関東大震災のシーンにびっくりでした。
ちょっぴり描写がハウルやポニョぽくて、また観たくなったり。
飛行機と鉄道がいっぱいで、この時代の移動大変だよねと「私は貝になりたい」を思い出したり。
二郎の飛行機に対する想いで「海峡を渡るバイオリン」を思い出したり。もう狂気でしょ。
忙しいな私。
映画観た後は、車の窓を開けて風を感じながら帰りました(笑)
庵野監督の声優は、別に他の方でも良かったような。
演技がどうのこうのよりも、ちょっと声が太いよね。