思うがままに、本と漂い( ´▽`)☆

たまに映画。たまに観劇。たまに本。雑な感想メモ。

「トーキョー・プリズン (角川文庫)」柳広司

旅の友。
たまたま観劇した「象」と時代&テーマが似ていて、特に原爆・被爆者について頭の中が飽和状態になり困りました(^^;
巣鴨プリズンに収容されている記憶喪失の戦犯:キジマのキャラ立ち(シャーロック・ホームズ京極堂レクター博士のイメージ)が素晴らしく読みやすいです。
ニュージーランド人から見た、日本の文化や風習も面白い。
推理は、まあ予想できる所もあり、特には気になりませんでした。
B級(C?)戦犯なので、結末は想像していましたが、最後までサムライなキジマだったと思います。